今回は、Kalunga veng25 の戦術 PART2 です。
PART1 の問題点は、赤魔道士に高度な技術が要求されるという点です。具体的には、護衛2体を一人で維持しながら、味方のヘイスト維持やKalungaに対する弱体魔法の維持が求められるという点です。これは、多くのプレイヤーにとっては極めて敷居が高いものになります。
PART2 はよりシンプルな戦術で、何度か挑戦すればそのうち勝てるようなものになるよう考えてみました。
不定期に、追記していく予定です。
Section1. 机上理論
検討している構成は下記のとおりで、1戦方式です。
盾 暗 コ 詩 風 白
1-1. 盾はナイトor魔導剣士?
多くのパーティにおいて、盾が魔導剣士になっています。
◆ 魔導剣士
- サポートジョブによらず魔導剣士はヘイトを稼ぐ手段が豊富で、タゲとりがしやすい。
- ヴァリエンスによって味方の火属性攻撃に対する耐性を上げることができる。
- 属性攻撃が単一属性であったとき、イージスナイトなみに属性ダメージカット力が高い。
- レイクを使用することで、アーマーブレイクのレジスト率を大幅に低下させることができる。
- エフェクト消しに時間がかかると耐えることができない。
- 被物理ダメージに対しやや脆弱であり、通常攻撃で250前後のダメージをもらう。
- シアリングセレイトで一撃死するリスクが高い
◆ ナイト
- ヘイトを稼ぐ手段が魔導剣士に比較すると少なく、より高いスキルが要求される。
- ドゥバン4段階以上がないと、魔導剣士に対する優位性がほとんどない。ドゥバン4段階以上が必須装備となる。
- ケアルで味方のHPを回復させることができる。
- ブレイク系wsの補助が不可。
- エフェクト消しに時間がかかると耐えることができない。
- 被物理ダメージをほとんどもらわなくなり、属性ダメージも十分耐えることができる(ドゥバン必須)。
- シアリングセレイトで一撃死することがない。
タゲとりに関しては技術でカヴァーできるうえに、いまは装備が充実しているためナイトのタゲとり能力は魔導剣士とほとんど大差ないという実感があります。魔導剣士は、Kalunga 戦において一撃死することが稀ではないのですが、ほとんどの原因が、衰弱+シアリングセレイト or 防御ダウン+シアイングセレイトのコンボをくらった時です。前衛は順調に敵のHPを削っているのに魔導剣士が即死するのでこれに苦慮するという報告が散見されます。
魔導剣士を優先する主な理由は、アーマーブレイクを活用できるようなるという点のようにおもえます。
1-2. アーマーブレイクはどれだけ重要なのか?
アーマーブレイクが重要なのは間違いないのですが、どれだけ重要なのかは全く検証されていないようなのですこし机上で検証してみました。
それを検証するうえで必要な情報が、Kalunga の物理防御力です。残念ながらこれに関しては検証報告がされていません。
コンテンツレベルが134、防御力が高めに設定されている、ということしかわかっていないようです。
コンテンツレベル139の敵の防御力が1500程度なので、高めに設定されているといっても防御力が2000を超えることはないだろうと仮定します。
◆ Kalunga の物理防御力=2000 と仮定
呪歌:ソウルボイス、メヌエット4、メヌエット5、アリア4段階、栄典風水:グロリッチ併用、インデフューリーロール:クルケ、カオスロール白魔法:ディア2+ライトショット① 暗黒騎士(武器:カラドボルグ)目標攻防比6.943 ( ジョブ特性+ジョブ首+2+アリア4段階)必要攻撃力=2864② コルセア、吟遊詩人(武器:ネイグリング)目標攻防比5.102 (アリア4段階)必要攻撃力=1731
暗黒騎士はラストリゾートを常時発動していれば、アーマーブレイクなしの状態であっても目標攻防比を達成させることができます。
コルセア、詩は目標攻防比まで達成させることは無理ですが、十分にアリアの恩恵をうけることができます。1回目の弱体化フィールドが物理攻撃力ダウンフィールドだったとき、アーマーブレイクの恩恵が最大化するのだと思います。
アーマーブレイクは重要な支援であることは間違いないですが、最優先させるべきものでもなさそうです。
開幕においてのみアーマーブレイクを使用し、命中すればラッキーと思う程度でよいのかもしれないです。
ボルスターなしでも目標攻防比を達成、もしくはそれに近い状態を達成させることができることも注目に値しますね。
1-3. Section1 のまとめ
- 盾は魔導剣士、ナイトどちらでもよい。そのパーティによりフィットしたジョブを選択する感じでよい。
- 一撃死のリスクが低いナイトのほうがより安定するかもしれない。ただし、ドゥバン4段階以上が必須。
- アーマーブレイクは必ずしも必要ではない。
- ソウルボイスとボルスターは別のタイミングで使用したほうが良い。
Section2. 戦術概要
2-1. 主なギミック
・特殊技「ブリスターローア」を使用すると、Zisurru (通称:エフェクト) が展開される。・エフェクト解除の条件:連携を繋ぐ。発生するたびに必要とされる連携回数が増えていく。5回目以降はエフェクト解除不可能。・特殊技は一般的なギャブラス族と同様:https://wiki.ffo.jp/html/28806.html。ただし、Kalunga はブロスターローアに物理防御力アップ効果は無し。おさえておくべき特殊技は下記3個。
- インシネレイトラハール(自身中心範囲、衰弱+ノックバック+火属性ダメージ)
- タイラニカルブロー(自身中心範囲、悪疫):悪疫中にブリスターローアがくると危険。
- シアリングセレイト(単体、火属性ダメージ+全ステータス-60%ダウン):パナケイア必須。すぐに治さないと魔導剣士やナイトでも即死する。
・HP 75%、40%で「ブラーゼンラッシュ」を使用し、護衛(マタマタ)がpopし、弱体フィールドが展開される。
2-2. ジョブ構成
ナ 暗 コ 詩 風 白
2-3. 戦闘前の強化
持ち込み風水魔法暗:インデフォーカスコ:インデヘイスト詩:インデヘイストナ:インデヘイスト白:インデリフレBF突入後の強化:階段の上で強化する(上にナ白、下にその他)※時間制約が厳しいので最短で呪歌を終わらせることが重要。呪歌(ソウル、クラリオン、ナイトル):『暗コ詩』→ ダージュ+メヌ+メヌ+アリア+栄典『ナ白』→ バラード+バラード+ミンネ+ミンネ+栄典ファントムロール:サムライ、カオス(+クルケ)白:シェルラV、バサンダラ、バブレクラ、アディバイト、オースピスナ:マジェスティ+プロテスV
呪歌の歌い方①ナイトル+ソウル+クラリオン②全体へ、バラード→バラード→ミンネ→数歌→数歌→ミンネ→栄典③暗コ詩へ、ダージュ→メヌ→メヌ→アリア※ アリア4段階目は、通常の装備では他の呪歌に比較して効果時間が短くなるため、必ず最後に歌います。
2-4. 戦闘開始直後の動き方
① 盾がフラッシュで釣り、定位置に向かう。この時、詩はナイトル併用下でエレジーをうつ。
② 定位置のとりかた(重要ポイント)
※ 以前紹介したveng20 の時とは逆の立ち位置に変更しました。この方が前衛、後衛の視界がよくなりメリットが大きいと思います。
・まず下図の位置に立ち、Kalungaが近寄って来るのを待つ。
・Kalungaが十分近づいたら定位置に移動する。
③ 各ジョブの位置関係
2-5. 定位置についた後の動き方
① ナイトはセンチネル発動後、インビンシブル→ランパート→パリセード→以下略、などアビリティをフルで使用しヘイトを一気に上昇させる。暗黒騎士は開幕だけアーマーブレイクをうつ。
② 暗黒騎士はラストリゾートをできるかぎり維持する。
イメージラストリゾート → ランダムディール → ラストリゾート+ブラッドウェポン+暗黒 → ワイルドカード → ラストリゾート → ランダムディール → ラストリゾート※ ソウルエンブレイスはボルスター発動時に使用する。
③ アタッカー陣は全力で攻撃を開幕から行う。
ウェポンスキルの分担暗:トアクリーバー(累積技耐性が懸念されたときだけ、レゾルーションをはさむ。)コ:サベッジブレード(累積技耐性はあまり気にせずサベッジブレードを連打する。)詩:サベッジブレード(累積技耐性は基本的にあまり気にしなくてよい。)※ ブリスターローア後のエフェクト解除で、累積技耐性はおおむね解除される。
④ エフェクト解除を迅速に行う(超重要ポイント)
アタッカーは自分以外のメンバーの何かを待つ必要は全くないので、ブリスターローアを確認したら1秒でも早くすぐに連携を開始してください。テラーが発生するので、時間に猶予があまりないです。
暗:フリーズバイト コ:サベッジブレードフリーズバイト>サベッジブレード>フリーズバイト>サベッジブレード>以下略※ ヘラクレススラッシュよりもフリーズバイトのほうがモーション時間が丁度よく、連携を繋げやすい。※ 詩は後ろを向いて余計な与TPを与えないようにする※ コが戦闘不能時、暗と詩の二人で連携をつくる。
⑤ 衰弱時の対応
アタッカーは後ろをむく(状況に応じて敵から離れるが、原則敵から離れない)。与TPによって衰弱中に魔法陣が展開されたらクリア困難になる。
⑥ ランダムディール、ワイルドカードについて
暗黒騎士がラストリゾートを維持することが火力維持として重要な要素となります。なので上記にも記載しましたが、ラストリゾートがうまく回復するようなイメージでこれらのアビリティを使用します。
1hアビリティはソウルボイスが最も重要な支援になるため、これの回復を狙ってワイルドカードを使用する感じになります。ボルスターを回復させる目的でワイルドカードを使用する必要はないです。
※ ランダムディール、ワイルドカードが必要とされるジョブを理解することも重要です。暗:ラストリゾート詩:ソウルボイスナ:敵対心の高いアビリティ全般(ヘイト稼ぎが有利になる)風:エントラスト白:必要なしつまり、白以外全員必要ということになります。
⑦ 羅盤の置き方
開幕は、ワイデンコンパスを使って、下図のような位置へグロリッチ+ジオフューリーを置きます。そうすると羅盤は壊れないと思います。ウォークオブエコーでは、プレイヤーが侵入できない空間にも羅盤を置くことができます。
ボルスターを発動すべきタイミング護衛が2体ポップ後+エフェクト解除直後
ボルスターを発動した直後にブリスターローアがくることがあります。よって、ブリスターローア後に発生するエフェクトを解除した直後にボルスターを使用するのが無難と思います。ただし、必ずしもこのタイミングがベストというわけではないので、臨機応変な対応が必要と思います。
Section3. 各ジョブについて
3-1. 一般事項
状態異常は各自自力で治す。
アタッカーの食事は、モクシャが付与されているものにする。(スコッチエッグ、エビフライ、ポポトフライ)
白魔道士、風水士は魔回避、HP、物理防御力が上昇する食事にする。(味噌ラーメン1択)
3-2. 白魔道士
バ系がバサンダラになっていますが、これは護衛の通常攻撃にスタンが付与されているからです。白魔道士がスタンになると事故率が増加するうえ、アタッカーがスタンになると火力低下だけでなく連携ミスが発生しエフェクト解除が失敗する可能性が懸念されます。
盾のMPがきつくなるとおもわれ、メリットポイントはデヴォーションに1振り以上ふっておいたほうが良いと思います。
ブリスターローアにはテラー効果があり、これがエフェクト消しが遅れてしまう原因の一つになると思います。テラーのレジスト率上昇はバブレイク、バブレクラでしか期待できません。スローダネックレスを併用し、バブレクラの効果をブーストすることも重要です。
ディア2+ライトショットが支援の上で極めて重要な位置づけになります。これがないと攻防比の目標が達成できません。
イレース系状態異常は基本的に各自パナケイアで治してもらうことを前提とします。
女神の羽衣はボルスター中に使うとよいかもしれません。
タイラニカルブローによる悪疫はウィルナでしか治せないので、この技のログがみえたらすぐにウィルナをアタッカーに使用する必要があります。悪疫を治さないとアタッカーのTPが全くたまらなくなるため、極めて危険です(重要ポイント)。
護衛2体ポップ後が本番です。がんばってケアル、ケアルガを頑張りましょう。護衛1体はアタッカーにへばりつくと思いますが、もう1体は白魔道士とアタッカーでピンポンできれば理想的だとおもいます。
3-3. 暗黒騎士
ラストリゾートを極力切らさないようにします。
カペルがないので、暗黒騎士は火力も重要ですが、敵対心を極力落とすことも重要です。
ウェポンスキルをうつとき、耳装備は胡蝶のイヤリング (TP+250) +シェレピアス(装備とは別枠、乗算の関係で敵対心-20)にします。
暗黒(+ブラッドウェポン)発動中は、装備とは別枠の敵対心-50が発動しますので、もしかしたらこれも良い手段かもしれません。
メリットポイントはデスペレートブロー、ミューテッドソウルに全振りします。
ソウルエンブレイスはボルスター発動時に使用します。
3-4. コルセア
ランダムディール、ワイルドカードの使用目的をしっかり理解しておくことが重要です。
これらのアビリティは白魔道士以外のメンバー全員に必要です。
ディア2がみえたらかならずライトショットをうちます。
3-5. 吟遊詩人
時間に猶予があまりないので、呪歌を最短でおわらすことが重要です。
呪歌をかけなおすときは、アタッカーと白魔道士のみで、ナイトに呪歌をきっちりかけなおす必要はないです。
ナイトは頻繁に呪歌を全部けされますが、基本的にかけなおす呪歌はバラードだけでよいと思います。
3-6. 風水士
ランダムディールやワイルドカードが使用されるので、エントラストはちゃんと回復します。
アタッカーのエントラスト+インデヘイストが途切れてしまわないようにします。
開幕の羅盤のおきかたは上記のとおりです。
3-7. ナイト
シアリングセレイトをくらったら即座にパナケイアを使用することが極めて重要です。これを怠ると一撃死します。
白魔道士は基本的にイレースやサクリファイスをする余裕がないので、状態異常は自力で治すことを徹底します。
剣:メイン盾HP3000以上、開幕と40%手前でフラブラレイクでアマブレ補助、強化消されたら自己プロ等
ナ:マジェスティケアルで回復担当兼ペット2匹維持
戦:開幕と40%手前でTP3000アマブレ、イケンガアクスでカラミティ、ミストラルアクス交互
暗:コがサベッジ、戦が2種のWS使ってるのでカラドでトアクリだけで平気だったと思う。
詩:余裕あればサベッジだけど剣の消される歌スケルツォ、シルベント等忙しいから余裕ないかも
コ:カオス、サムライだけど、もしかしたらナにガランツしてたかも
うろ覚えでこんな感じだったと思うんですがカルンガはヘイトリセット技無いですがシルベント、ダージュ使わないとメイン盾はヘイト維持困難になると思いますよ。
ナにガランツしてたかもって言うのは確かマタマタは強化消し技使って来るんだけど被ダメ0で与TPを抑えてたからか強化消し使ってなかったと思います。
ナ役を白にしても討伐できはしたんだけど白だとペット沸き直後前衛に張り付いてなかなか剥がれません。
そうこうしてるうちに前衛は被ダメ0にできる訳でもなく前衛に向かって強化消し使われるなんて事が多々あった記憶があります。
自分が討伐した時はプライム実装前なのでイケンガアクス使いましたがプライム武器は魔命高いしアマブレの際に武器の持ち替えの手間もなくなるから今だとラフリアでディザスター、アップの交互でもいいかもしれないです。
討伐のやり方は多種あるとおもいますが、その中の一例としてどこか一部でも参考になる部分あればお試し下さい。
いつもコメントしてくださりありがとうございます!
いろいろアドバイスありがとうございます。参考にさせていただきます。
ちなみに、マタマタ族にディスペル技はなかったような(・・?